つるつるなるままに

食事でアトピー改善の記録

世界は曖昧でうつくしい

ふと、四角形ばかり見過ぎていないか、と思う。

鏡とiPhone

そして凝り固まった頭の内部。


目の前の景色を眺める。

空になったペットボトル。
読みかけの本。
開かれたノート。

自分の生きてきた軌跡、
欲望の軌跡、
希望の軌跡。
投げ出されたまま、静かに佇んでいる。

それらをゆっくり、眺めて、
ひとつひとつ、丁寧に向き合えば、
ひとつずつ整っていく。
整えることを許せなかった。
自分の身体に眼を向けすぎていて、
目の前にある世界を落ち着いて眺められなかった。

少しずつ、眺めることができるようになった今。

光。
通り抜ける風。
合間を縫って届く人の声。
静かな時間。

それらと溶けあって、戯れていけるほどのゆとりのある、すっきりとした、軽い身体。
一歩一歩、進んでいこう。